目下、からだが自由に動かない身なのだが、それがこの先、どのように訓練したとしても、たとえば軽やかに走ったり階段を苦もなく何度も往復したり、そういうふうにはたぶんならない。高校のころのわりと長めの休み、実家に戻って家から3kmくらい先のところまで、市道と国道を走り継いで、一休みしてまた復路に取りかかっていた、元気な肺と筋肉は二度と戻ってはこないのだ。筋肉は、一度壊れてしまってぼちぼち戻ってはきたけれど、いかんせん肺機能が、なかんずくは拡散能が低い。
だからこそ、できる仕事をめいっぱいしていこうと思う。