ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

雨催いでも用があれば出掛ける

 梅雨時とあって、手提げの中に軽くて小さな折り畳み傘を2本、用意して出掛けた。1本は自分ので、もう1本は一緒に出掛ける家族のものだ。油断すると旧式の重くてしっかりした傘を持ち出すので、玄関であらかじめその種の装備品は留守番に置いていくように通告する。いまは、傘も軽くなったのだ。

 その傘、2本ともフェリシモさんで買ったもので、1本はムーミン、もう1本は最近買った晴雨兼用の花柄。後者の方がUVカットを担う塗料だか繊維だかに癖のある匂いがついていて、しばらく広げていてもとれなかったので、一気にシャワーで洗うかそれとも雨に任せるかと思案しているうちに外出することになった。

 さて、途中からぼつぼつと降ってはきたが、目的の建物に入ってしばらくすると滝のような雨。いわゆる都市ゲリラ豪雨の類いだろうが、あいにく最寄り観測点までは雨雲が届かなかったようで、帰宅後、気象庁のHPを調べてもたいした降水は記録されていなかった。その白い瀑布のような雨を眺めながら、出掛ける直前に手提げに入れてきた、古いSFの文庫本を読んだり、数学の文章作法の文庫本を開いたり、どうもきょうは集中できないと思っているうちに、用事は終わったようで、次第に雨脚も弱くなってきた。

 帰り道、ショートケーキとプリンを買った。

石鹸、おろそうかな