すかいらーく系列のファミリーレストランにお昼外注で

　寝不足や、増量したステロイドの副反応、季節の変わり目など、少しずつの無理が響いてまた熱を出すといけないので、昼はガストさんから弁当や惣菜をもってきてもらった。とはいえ、後期高齢者当事者は、揚げ物が苦手で、ほかにも諸々注文が多いので、なるべく普段の食膳に偽装してお昼を組み立てた。具体的には、鶏のグリルをおつまみサイズ、つまりハーフで扱っている商品があったので、それを主菜にして、副菜などは別に用意したのだ。お弁当にした意味が半減してしまうようだが、それでも皆に主菜があるだけ楽ができる。

　わたしが、何十年か前の学生時代に見ていたメニューと、それほど値段の差はない感じで店内提供と持ち帰り／デリバリーを継続させているのだから、ファミリーレストランはたいしたものだと思う。たとえば、おかずがハンバーグとウィンナー、コロッケの日替わり弁当600円など、頭数掛ける3食を毎日用意しなければならない皆在宅高齢世帯が、たまにすがりつくには手頃な値段だ。

　そういうわけで、午後はわりと暢気に過ごせた。