通信販売大手で買物をしたら、2件の買物が1つの袋に合梱されて届けられた。それはいい。
問題は、これがひとつの袋(雑誌1冊だけが郵便受けに投函されるときに遣われるマチなしのではなくて、玄関先に置かれるボール紙のマチありの袋。)に詰め込まれて、しかも階下の集合郵便受けに無理矢理ねじ込まれていたこと。一部が郵便受けの中に入って、入りきらない残りの部分は外でぶらぶらしていて、その気になれば引き抜くこともできる状態であった。そして、それ以上に、うちの郵便受けの下の世帯、そのまた下の世帯に郵便受けを開けづらいという迷惑を掛けたことに気が引ける。
まず、注文履歴をみて、まさかこれが郵便受け投函にされるとは予想だにしていなかったので、とても驚いた。配達の人がこの熱暑のもと、たいへんな量の荷物をなんとか届け先へ、たとえ郵便受けであっても届け先の支配領域へなんとか到達させようと励んでいることはよくわかる。集合郵便受けからあるいて5秒のエレベーターを使って十数秒上がり、30秒歩いてうちの玄関先に荷物を置き、また30秒と十数秒と5秒を使って集合郵便受けの前に戻るには、気温は暑すぎるし労働単価は安すぎるのだろう。
だから、クレームはいわないよ。
しかし、大きな荷物が郵便受けからぶらぶらしてなにかの拍子に落下しかねない状態では、「配達済み」といわれても、今回は無事だったけど、次回からどうしようかなと考えてしまう。醤油や酢の1.8リットルのペットボトルを一緒に注文すれば、まさか集合郵便受けに吊り下げ配達されたりはしないだろう。