ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

パンは、おいしく

 季節に似合わぬ高温と大風で、一旦寝たものの目が覚めて、りんごを4分の3食べてまた寝て、起きて残りの4分の1食べてまた寝て、5時半ごろから目覚まし時計が鳴るまであと何分とたびたび目を覚ましては6時半ごろ起きる。そういう暮らしをしているので、午後、かんたんなスコーン(人参の。人参を半分すりおろし、もう半分は細かく刻んで記事に混ぜ入れる。)を焼くつもりがなかなか動けず、副菜の仕度をしてからごくごく近所のパン屋までいく。この住宅の下には、かつてものすごく仕事のできる八百屋さんがあった。野菜や果物、缶詰に漬物と豆腐まで商って、ついでに八つ頭のぴょこんと茎の出たのまでごく安価で売られた。水をたっぷり与えて風呂場の棚に置いておけばいいよと言われた通りにしたら、その夏中、わさわさと茎が伸びて風呂場が涼しい感じだった。その八百屋さんも去って久しい。八百屋さんがなくなって何年か経って別のうちにテナントとして入ったパン屋さんは繁盛している。わたしは、ヤマザキのロイヤルブレッドや、百貨店で有名店の角食や山食を買うけど、ここのパンも好き。朝、ガスレンジの魚も焼くグリルで焼き目をつけた4枚切にバターを5gぐらい塗って食べるのはおいしい。

 目が弱っているので、先週、上野松坂屋で買った角食が、日光金谷ホテルの、とは家に帰るまでわからなかった。一回、焼いて食べたら、もう舌が覚えた。大きなホテルの中には、レストランで出しているのと同じパンをホテル内で販売しているところもあるだろう。金谷ホテルのパンはそれを超えて、百貨店の通信販売の頁でもよく見掛ける。これまで何度か購入したことがあったけれど、角食ははじめてだった。

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