もっとも、ソバはもともと救荒作物で、多い土地では年間に5回ほども収穫されたというから、いまの季節が日本で作られた蕎麦の新しいのが出回るころとされるのは、食糧の輸入と内国生産がとりあえず安定しているからにすぎない。
きのうは、生協で2袋取り寄せた生そばの1袋240gを茹でて、少しずつ食べた。詳しくはわからないが、新物はいちだんとありがたい。いつもは乾麺で90gずつ食べているので、生麺になって1人あたりが120gになったとしても、とてもたっぷりとはいえない。しかし、これでさえ、いわゆる「名店盛り」に比べれば、破格の多さであるのだろう。せっかくなので、野沢菜漬けのざく切りも添えた。