連休中にお客さんがあるので、掃除と食料品の買物に半日ほど費やした。炬燵という、恐ろしい家具のような家電のような妖怪については、ツイッターで縷々述べた通り。
昨年、数十年ぶりに炬燵というものを居間に招いた。炬燵は、5月2日現在、居間から退去する見込みはないものの、相棒である合繊キルトの敷物を引き剥がして洗濯して干した。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2023年5月2日
うちは、「炬燵は一旦人間を捕まえると初夏まで離さない」という理由でずっと炬燵の侵入を拒んできたのだが、昨秋ふとした気の迷いと若干の合理的理由からとうとう炬燵の居間への進駐を許してしまった。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2023年5月2日
炬燵の天板と脚との間には布団の入り込む隙間があり、ずれないように何本かのボルトで留められている。そのボルトを外しさえすれば布団を撤去することは容易であり、撤去の瞬間から、炬燵は炬燵でなくなり、ただのリビングテーブルになる(はず
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2023年5月2日
炬燵に関しては、谷和野さんという漫画家さんが実に心温まる短編をものしているので、皆さんに紹介したいが、小学館さんが朝日新聞デジタルさんのように24時間プレゼントとかできるようにしてくれればいいのに。
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谷和野『いちばんいいスカート』所収の「おこったちゃん」です
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2023年5月2日
炬燵の下の合繊キルトを撤去して、上の布団を天板の上に跳ね上げ、隠れていた床を掃除した。正体のよく分からない細かな塵がたくさん出てきて参った。このテーブル兼用の炬燵で少なくとも540回は食事をしているので、日々の掃除では至らぬ隈もそりゃあるだろうけど、それにしてもこの塵の正体はなんなのだろう。
訝しく思いながら掃除を済ませ、夕飯の片付けまでこぎ着けた。このごろ食欲があさっての方向に旅に出ているから、朝と昼は殆ど食べていなかったけれども、夜は好物の鰹の刺身だったから、塩レモンで調味して、ごはんもやや多めに頑張って食べた。
それがいけなかったのだろう。
胃と十二指腸のあたりから苦しみがやってきて、半ば気絶するようにして宵の口には寝てしまった。よく効く胃腸薬というものをわたしは知らないので、H2ブロッカーの効かない局面ではてんで弱いのである。
どうやら頑張ったから駄目だったというより、ときならぬ食べ過ぎで壊れてしまったようである。