ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

左肩の痛みに膏薬を貼った/高齢者になると肩が痩せる

 左肩が痛いとき、ときどきオムロン社製の低周波治療器を借りて15分間の肩揉まれの旅に出掛ける。1セットが15分間で、痛みがひどいときには、2セット3セットと「揉まれ」を繰り返す。刺激の強さの指標を表す数字は最高15までで、半年前までは11とか12で満足していたのに、だんだん14が当たり前になってきた。

 今朝は早くから痛みがひどく、15分間の「揉まれ」に旅立とうかとも思ったけれど、諸々用事があって、ゆっくり横になってもいられなかったので、サロンパスを所望した。あいにく在庫が……ということだったので、自分で5月に買っておいたのを開封した。なんと140枚入りを買っていた。誰のどこに貼るというのだろうか。ともかく2枚を左肩に貼ってもらったら、ふだん貼り慣れないせいか、劇的に効いた。夜も貼って寝よう。

 さて、いま、うちには高齢の婦人が同居している。若いころは、身長が165センチあった。いまは、わたしと同じくらいなので、若干縮んだ。下着でもアウターでもLサイズを選ぶことが多いが、首に皺が寄ってきたのを苦にして、襟元の詰んだ服を選んだり、スカーフをあしらったりすることが増えた。

 わたしは、自分が着るあてがなくても、通販や実店舗で気になる服を見掛けると買ってしまうことがある。フェリシモさんのシロップ.という、10代女子寄りにデザインされているブランドの七分袖ブラウスなどを特に広げることもなく、タグをつけたまま、何年もクローゼットの中に退蔵していたりした。それを元165センチに着せてみる。襟はきちんとして、生地もまあまあの高品位だ。盛夏にちょうどいい。

 60代からの婦人服通販と銘打った某社の製品には感心することが多い。ここは、岡山のデニムを薄めに織らせて、それでウエストがゴム入りになっているパンツを作る。ジーンズを履いたことのない人も多い年代に、あえてジーンズライクな日常着を提案するわけだ。買ったシルバーエイジは、いわゆるワンマイルウェアとして着用する。このパンツ、どこがすごいかというと、とにかく軽いのだ。生地が薄いので、履いて軽く、そして、洗って乾きやすい。1本あたりの利益が少ないからか、3本一緒に買う必要があるが、これはなかなかよい。

 ただし、アウターの中でもトップスは、やや薄すぎるものが目に付き、うちの高齢者などは、少し遠くまで出掛けるときには、この会社のではなく、ユニクロのポロシャツを手に取ることが多いようだ。そのユニクロのポロシャツ、とても安価で丈夫でそれはよいのだけど、Lサイズを選択すると、どうしても肩の厚みが薄くなっているものだから、襟元と袖口と肩のラインがきれいに出ない。では、Mサイズにしたらちょうどいいのかというと、そうでもない。カッティングと縫製の2方向から攻める余地があるのではないか。そして、お召しになる側として、シニアの皆さんは、このあたりは、どのように対処されているのだろうか。