ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

生協の宅配と生魚のアラとごみ収集の都合

 生協の宅配で、月末に1回だけ、鮮魚便が届く。中身は、だいたいが日本海側で獲れた、たとえば鯖だとか鰺だとか。1匹600円くらいで3種類入って2000円ぐらいという計算。有馬温泉の旅館の夕食で、浜坂漁港に上がった魚がしばしば出されるくらいだから、ものは新しくて身も大きい。夏季は休みになるけれども、また9月から再開するようだ。

 その鮮魚便、毎回、金曜の午前に配達される。冬場はまだよかった。魚のアラは、新聞紙にくるんでレジ袋で巻き、「燃やすごみ」の袋に収めて配達から4日後の収集日に出せば問題はなかった。4月の末、同様に処理しようとしたら、4日後ではなく配達から3日後にはすでに強い腐敗臭が台所に漂い始めていた。野菜が傷んで食べられない段階に入ったとき、すごく悲しい匂いを立てることがあるが、肉や魚の傷んだものは、それとはまったく別の脳髄に直接訴えかけるものを立ち上らせる。

 生ごみの悪臭のもとは、含まれる水分であると、ほぼ日でごみ収集もされている芸人さんがお話になっていた。マシンガンズ滝沢秀一さんである。腐敗を促進させる水分をなるべく切ることで、ごみの軽量化や匂いの軽減がはかれるという。

 

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 そういう悲しいことがあったので、5月と6月の鮮魚便は、アラをビニール袋にまとめて、冷凍庫で一旦冷凍して、「燃やすごみ」を出す早朝に新聞紙にくるんで黄色の袋に収めることにした。その後、鮮魚便が夏の間の休みに入ったあと、房総で上がった鰯の丸物などが冷凍で届くのを「燃やすごみ」の収集日の前夜に調理して、翌朝に収集に出すというのが常態になった。一晩だけなら冷凍するには及ばないようである。

 きのうの夜、鰯の梅煮を炊いたので、今朝も5時半ごろ、そのアラを含んだ「燃やすごみ」を階下の集積場に出してきた。最高気温が39℃の予報が出るようなときには、朝の27℃あたりでもまるで極楽の涼やかさである。

がんばって茂る夏のくさぐさ