ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

ぼんやりしたままピザ生地を打っていたら

 また強力粉250gを使って、こんどはピザ生地打ち。並行して、缶詰のカットトマトと豚挽肉を混ぜてことことと煮る。これがピザソースとミートソースの相乗り。仕上げに酒と醤油で塩気と風味を付ける。

 少々発熱していたものだから、ピザ生地を打ち始めて10分ほど経ったころ、なにかがおかしいことにようやく気づいた。ピザ生地は、パン生地と違って、バターの代わりにオリーブオイルを使うからきのうまでのと似た感じがしないのかなと思っていたら、ドライイーストを加えていなかった。この高温だから、それほどたくさんはいらなくても、やはりドライイーストをまったく使わないというのは心許ない。後付けで生地にまぶして混ぜ込んでいった。パン生地なら100回を2セットくらいの打ち付けを都合3セットくらいした。

 1時間くらい経って、ピザ生地をのばしてもらい、ソースを塗って、バジル、たまねぎ、ピーマン、小さなトマト、サラミ、ソーセージを載せていった。そのあとチーズを広げて、230℃に予熱したオーブンで25分焼いた。

 まあまあよくできた。

 

 ピザ生地を打ち始めたころ、テレビでピザの世界的コンペティションのリポートが流れていた。豪華な高級食材をふんだんに用いたピザ、それとは対照的にお店から半径数キロメートルで穫れた有機野菜を中心にしたサステナブルなピザなど、幾つかの現代的ピザが紹介されていた。わたしは、ドミノピザさんのならマルゲリータがいちばん好きだけど、今回のようなギガミート擬きもけっこう胃袋にがつんと響いておいしいと思うこともある。