ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

摂取熱量が足りないからなのか筋肉量が落ちたからなのか

 ここ数週間、身体が、「隙あらば睡眠」モードに突入している。たしかに朝は、早い。後期高齢者本人の朝食提供が6時40分なので、それに間に合わせるように朝食を調える。白めし、味噌汁、玉子焼に、何やかや。朝食提供は、なぜ6時40分なのかといえば、ラジオ体操の放送がその時刻に終わるからである。わたしの聴くラジオ番組は、7時台からで後追い配信もあるので、このごろでは味噌汁だけ付き合って食べていたりする。

 その後、ほかの家族に朝食を出したり片付けたりして、洗濯機のスイッチを入れたあと、一回目の眠気はやってくる。昼食の準備を始めるまでの数十分なり数時間なり、家のどこかで長くなって、温かい毛布など身体に巻いて眠ろうと巧妙に誘ってくる。

 二回目の眠気は、昼食前。もうめしなど自分は食べなくていいから、すみやかに提供して横になろうぜとほかならぬ自分の身体が力強く訴えかけてくる。目下、薬理的に、めしがうまくない状態が継続しているので、自分の昼食は、摂らなかったり摂ってもトリの餌程度の量だったりする。いきおい、一日の摂取カロリーは少なくなり、3桁である日さえぼちぼち出てきた。

 ひもじさに、活動量を抑えようとしているのか。

 それとも、率先して落ちてきた筋肉量が、活動することを許さないのか。

 午後も、眠気との交渉は続く。たいてい、2時から3時ごろまで寝てしまう。3時過ぎには、ようやく目も覚めるけれど、夕食後にまた1時間強、眠ってしまう。

 それほど寝てばかりいるのならば、さぞかし夜の目は強いと思いきや、また22時過ぎには、寝る準備万端整えてベッドに入っていることが多い。敷き布団と毛布の間に挟まれて、iPadで北欧viaplayセレクションのドラマを通しで流しながら、再生開始15分後には、なんとなく熟睡しているのかもしれない。

 

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