ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

朝がわりと早いです

 月曜のプラスティック、火曜の可燃物、水曜のペットボトル。週の後半にも収集物はあるけれど、前半の、特に月曜と火曜に規定の朝8時までにごみを出せるかどうかで自分のその週の体調がわかる。決まりでは朝8時までだけど、わたしの自分内規ではごみ出しにちょうどいいのは朝の6時前後で、しかも、ごみを出しに階下に行く前までに朝食と湯茶の仕度を済ませておきたい。

 ここは集合住宅の一住戸ではあるが、そもそも一戸建てであっても昨今では庭で自由に焚き火などできないから、どちらにしても、家庭生活を営むにつれて排出される、プラスティック、可燃物、ペットボトル、古紙及び古布類、プラでもないし燃やせもしないもの等等を住宅の管理者や行政の担当部局の指示に従って外に運び出さねばならない。足腰が丈夫なうちに、必要度の低い雑品を住戸から出してしまって、老いの身には過酷な古物処分の労苦をなるべく避けたいとは、誰しも思うことだろうが、しかし、しばしば十分に老いた人の住まいが、居間が、寝間が、台所が、隙間なく積み上げられた品々でいっぱいで、その品々の所有者本人ですら取捨選択に苦しむという。おそらくそれは、十数年後のわたし自身の姿かもしれない。

 処分するものをたとえ自分で運び出すことができなくても、費用の用意と十分な気構えがあれば、人を雇って片付けをすることができるかもしれない。明瞭なことばと適切な指示があれば、わたしひとりきりでも家をきれいに片付けて、場合によっては空っぽにすることもできるだろう。でも、判断力もお金もなく、そして体力までも欠いた状態では大きな片付けはとても覚束ない。

 そういった心配をしながら、暗い中をごみを出したりしていたのだけど、このごろ日の出が早くなって、集積所の行き帰りに暗澹とした思いに囚われることは少なくなった。これから夏至を挟んであと2ヶ月ほどは、たぶんほかの10ヶ月よりも自分基準で活きがいいはず。

ピザ取るのとピザ打つのと

 ピザの代金は、ピザの材料費+光熱費+労力と、ほぼ同じくらいだと思う。