ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

他人の厨房から自分のプレートを欲望する

 朝食後、速やかに昼めしの仕度。日曜日も余裕ある暮らしのために前倒しで作業。でもこれはこれで、下手をすると本末転倒になりかねない。

 さて。あるブロガーさんの某日のエントリにあったカレーライスの写真が見事だったので、つい数日前の水曜日に牛すじのカレーライスを出したのにもかかわらず、またカレーライス。「じゃがたまにんじん」と本来は野菜炒め用の豚肉を顆粒のコンソメで圧力鍋加圧10分。茹でた隠元豆、茄子、ピーマンは、さっと炒めておく。牛すじのカレーのときは、S&Bが同社最高級と胸を張るフォンドボーのカレールウだったけれども、今回は、生協の「CO・OPみんなのコープカレー辛口」で、これにS&Bの赤缶を混ぜる。このごろ玉葱と同量程度のトマトの加工品や生のを煮込みに使っていたけれど、それはいったんお休みにしてみる。

 じゃがいももふだんは加えないことのほうが多いけれど、今回は、中2個を大きめに切って煮込んでいる。ルウを加えて、煮て、冷まして、食べる直前に火を入れて、そのときに炒めた夏野菜を鍋に足してぐるりと混ぜたら出来上がり。トマトは、13個320円で買った近所の農家さんからの小さめのを4つ切りにして、フレンチドレッシングを混ぜて冷蔵庫で冷やしておいて食べた。

 昼寝をして目覚めて、今度は、薄焼き玉子を3枚半焼いて、錦糸卵。胡瓜とハムも切って、簡単な冷やし中華の準備。それから挽肉と玉葱、生姜を炒めて、肉味噌を作り、食べる前に賽の目の木綿豆腐と煮合わせる。芝麻醤か花椒を加えて中華風にしてもいいのだろうけど、味噌が出汁入りの麦味噌なので、あえてこのままで。

 

 やっと中巻を手に取った。秋成の怪異譚や、馬琴の遠くは琉球にまで至る冒険物語に親しんで育った身としては、この種の物語の需要がどんな時代にもあることはよくわかる。では、書き手のほうは?作者であるポドスキが自分の国であるポーランドが大国間の政治的均衡を図るために三度に及ぶ分割を強いられた時代を生きたことを忘れてはいけない。怪異も冒険も、その根底にあるのは正義の実現への希求であり、驕れる悪者が復讐を受けるという、勧善懲悪のストレートな、あるいは屈折した表現形態のひとつなのだ。

 でもだからといって、なにも起こりはしないし、変わりもしない。