2007年ごろに、そのころ九州に住んでいたともだちからレターパックで送られてきたルートート。帆布のトートバッグのシリーズで、「ルー」というのは、バッグのヨコ腹にジッパー付きのポケットが付いていて、それをカンガルーの育児嚢に見立てた命名だという。
ところで、上のタイプのバッグと同様、わたしが新たに買ったルートートも、ヨコのポケットこそ健在だったけれど、ポケットは縦型で旧来品のように内側には縫い込まれておらず、しかもポケットの口からはジッパーが消えていた。内側にもポケットが豊富なので、家の鍵などをしまう場所に不自由はしないものの、ルートートといえばジッパーというイメージが強かったから、この点はけっこう意外だった。
帆布のバッグといえば、知恩院前の信三郎帆布さんにももう何年も寄らせてもらっていない。オーソドックスな無地もいいけれど、限定品の柄物にも弱いので、きっと店頭で新柄の小物など見掛けると、ぱっと買ってしまうに違いない。