ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

最後の最後でひっくり返す

 夜、『評決のとき』という映画を録画してあったのを観た。なんとなく記憶にあると思ったら、わざわざ映画館まで行って見た作品だった。

 弁護士と、父親と娘、強姦を行ったと思われ、しかも殺害された2人の男の肌の色をそれぞれ想像してみてほしいので、映画のサムネイルは貼らない。この父親の裁判では、弁護士の妻と娘が在宅していた自宅に炎の十字架が立てられ、弁護士の秘書の心臓疾患をもつ夫が襲われてのちに死亡し、調査員のロースクールの学生が脅されて木に縛り付けられ、弁護士を狙撃しようとして警備の警察職員が半身不随になるであろうという傷害を負った。弁護士の自宅は数度の襲撃ののち、全焼する。犬はなんとか逃げ延びていた。

 これらの犯罪は、弁護士を脅えさせて被告人の弁護から手を引かせようとする、亡くなった2人の男のひとりの兄弟が中心となって行われているものである。最後の最後の付け足しに彼らは捕まるけれども、肝心の公判の、最終弁論が終わるまで、弁護側はほぼやられっぱなしだ。そして、夫を亡くした秘書の老婦人の悲しみは、おそらく終生癒やされることはないだろう。

 もうここまで泥沼になってしまうと、弁護側の最終弁論がどのくらいすばらしくて、評決がどんなのだったかなんてあまり気にならないほど、どんよりとしたまま終わってしまう。

 そう、次のステップは州知事ですかさすがですね、という地方検事役がケヴィン・スペイシーで、ここ半年、毎週末に2時間弱ずつ眺めているフランシス・アンダーウッド大統領の役の人だ。『ユージュアル・サスペクト』ほどには豹変しない、いい演技。

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アボカドに何年かぶりで触った