ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

作ったって買ったってポテトサラダは旨い

 数ヶ月前に、スーパーマーケットの惣菜売り場で、年配の男性がおそらく見ず知らずのお子さん連れの女性に、「母親ならば、ポテトサラダくらい自分で作れ。」と言うのを聞いたというはなしをネットで読んだ。ポテトサラダが、「ポテトサラダくらい」と貶められるに値するほど手軽な料理ならば、そもそもスーパーの惣菜売り場にたくさん並んではいないだろうし、それに、「母親ならば」というのは、一廉の漢が他家の婦に、おのれの娘でもはしためでもない女性に用いることばとして適切ではない。

 それはそうとして、わたしは、この木曜日に、なんとなく天気もすっきりしなくて内臓も弱っていて半日以上寝ていた。夕方になって起きてきて、休んでいたことを挽回するつもりもないけれど、なんとなくポテトサラダを作り始めた。長崎県は島原産のかなり状態のよいじゃがいもが偶々あったことも手伝って、途中からけっこうやる気が沸いてきて、じゃがいもの茹であがりと他の具材の準備がほぼ同時といううまい仕上がりを予感させるタイミングにも恵まれた。

 あつあつのじゃがいもをマッシャーで潰すボウルの底にはあらかじめたっぷりの胡椒が引いてある。じゃがいもが9割くらい潰れたら、マヨネーズを加えて、すかさず、塩で柔らかくした胡瓜と玉葱、9ミリ角にカットしたハムとチーズを混ぜ入れる。好みに応じてマスタードも。もうこれだけでポテトサラダにはなる。ただし、用事がたくさんあったりする人がほんの少しポテトサラダを食卓に出そうかなというときには、スーパーの惣菜売り場が力強い味方になる。そのことは、わたしも、台所に立つ者のひとりとして否定的にはなりたくない。

 スーパーの惣菜売り場も、デパート地階のデリカテッセンも、とても好きだ。100gか200gかのサラダの入った小さなパックには、広大な宇宙が広がっている(かも)。

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食欲の呼び水になった鮨

 

 朝食 パン、コーヒー

 昼食 あさりと山菜の炊きこみご飯、小松菜お浸し

 夕食 パン、ポテトサラダ