ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

金曜日は油淋鶏

 近所のスーパーマーケットには、ふつうの各種弁当のほかに、日替わり弁当と日替わり丼がある。木曜の昼に、無性に他人の作った売られている弁当を食べたくなり、ほっほっともっと頼もうかと思ったけど、Proラーメンで抑えて、昼食人口が1人増える金曜に回したのだった。

 金曜日は、あいにくの荒天。朝から多摩地区を席巻した大きな雨雲が湾岸地域を目指してやってくる。その雨雲はやる気満々で、大雨注意報が途中で警報に切り替わるなどしていた。それを向こうに回して、長い傘をもってパーカーを着て家を出る。

 といっても、建物の庇を出て、スーパーの前面のテント部分までは直線で50メートルほど、1ヶ所ないし2ヶ所の歩行者用信号がクリアできれば、もしか囂々降りでもびしょ濡れの一段階前でお店に入ることができるだろう。

 そのような覚悟をして外に出たものの、雨はそれほど降りではなく、そして、期待した日替わり弁当の油淋鶏も、鶏もも肉も葱もそれなりの品であるには違いないのだが、まあまあ、まあまあ、の出来であった。鶏にも葱にも申し訳ないのであるが、薄塩好きのわたしも驚くほどの薄塩で、泣く泣く肉にお醤油を振ったほどだったのだ。たぶん、調味の段階で、味を付け忘れたのだと、思う。

 鶏も葱も、重ねてごめんね。

さわやかさんのミートプレートの下の紙。