ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

野菜の日なので買物に行った

 近所の大規模小売店舗は、月曜の午前中だけ、果物と野菜を1割引にする。うちは、比較的野菜を多めに必要とする世帯なので、たとえ値引きの合計が200円に届かなくても、新鮮な野菜を補充するためにどのみち買物に行かねばならない。

 お店へは、大きな道の、広めの歩道を自転車で行く。その歩道には要所要所におよそ20メートルごとにポールが設けられており、自転車が高速で走行して、歩行者をはねたり、あるいは、自転車同士で衝突したりすることのないように配慮されている。歩行者も心なしか堂々と歩いており、こちらは分を弁えて、迷惑の少ないように慎重にペダルを踏む。

 このあたりの、そういう不自由と引き換えに提供される快適さが、好きだ。

 店に着くと、駐輪場の端に自転車を停めて、自転車の前カゴに入る程度の買物をする。きょうは、みりん風調味料と、料理酒(加塩)をそれぞれ1リットルずつ買った。これらは、軽減税率の対象品である。みりんや酒は、わりといいものをと考えていたけれど、量的にたくさん使うようになったので、みりん風調味料は185円、料理酒(加塩)は178円のものにした。味噌汁や関東煮につかう「だし」も、このごろではもっぱら、AJINOMOTOさんの「ほんだし」だ。なんとなく、もうそれでいいと思う。

 仕事もたくさんはできないし、家事の仕上がりも満足にはほど遠いレベルだけど、いまのところ、わたしが、ほどほど元気で台所に立ち続けてさえいれば、十年先はわからなくても、せめて半年先は、なんとかいまの家の状態が保たれているのではないか。そのような気弱な観測の上に立った、節約であり手抜きなのです。

スーパーのお寿司がとてもおいしい