作間龍斗さんという、ジャニーズ事務所所属のタレントさんが、予想以上に旨く門脇麦の芝居を受けていて、これからもっとお役がつきそうな感じだった。いくら門脇麦といえども、15歳年上の女性と結婚する昭和26年当時の19歳という役どころは、いま風にいえば異世界ものっぽい。それをすんなりと演じているのがえらい。
『ながたんと青と』は、現在も連載中で、だからこれだけで完結するのかと少々物足りなく感じていたら、山口の次男の栄さんの存在を暗示するような電話を長男の縁さんが受けていて、これはseason2もきっと制作されると、期待しています。
原作を読み返したけど、やさしくてきりっとしてときにシビアで、いい作品世界なんですよ。
もうじき第10巻が出ます。