ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

また病院に行かねばならぬ

 夕食の麻婆茄子で軽く泣いたとき、「舌先が薄くなっている」と書いたのは、服薬の関係で人工的に免疫を落としているため、口腔内も感染しやすくなり、自分の頬の内側の粘膜などがおろおろと崩れやすくなっていることだ。10年前もそうだった。市販のこども用のカレールウを用いてすら、口の中が非常にセンシティブになり、これをなんとかしないと一生ココイチさんには戻れまいぞと危ぶんだものだった。まあ、戻れたけど。

 そういうわけで、水曜の昼のカレーは根菜たっぷりのチキンで作り、自分の分だけルウを入れる前にサルベージして、スープとして食べた。ほんの少し、ほかの家族のためにカレーソースとして完成させた分を口にしてみたところ、おいしいけれど茶杯に幾杯も冷えた麦茶がほしくなるような刺激。

 それだけドラスティックな副反応をもたらしてくれるステロイド増量なので、身体の状況をリアルタイムでモニターしていただくために、今週も病院に赴くこととなった。あれこれ別のくすりものんでいるし、彼岸を過ぎても熱暑が続いているしで、皮膚の痒みもでてきた。そこで抗ヒスタミン剤も頓服として寝る前にのんだのだけど、これは、いまのわたしの体内環境では、てきめんに眠くなるし、一旦眠ったら目覚めてもけっこう長い時間ぼーっとしている。いわゆる寝起きが悪いというやつで。だから、人や車にぶつからず、安全に帰宅できたなら、それはそれでえらいという低めの目標設定で、きょうを乗り切ることとしたい。