ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

もう正式にフレイル集団ど真ん中じゃないかと

 今年も春先から初夏にかけて体調が悪くなり、免疫抑制を強くした結果、感染を恐れて外出を控える傾向が強かった。とはいえ、後期高齢者に対して、朝の6時40分、正午、夕の6時の三食提供をはじめとする諸々の生活支援サービスをたぶんおそらく少なくとも目下無償で提供する身としては、これに加えて他の家事、細々とした自分の作業をこなすだけでもけっこうな労作ではあり、外を出歩くのが少ないのは、それほど苦にしていなかったのであるが。

 しかし、金曜の外出で自覚してしまったのは、自転車搭乗時、ペダルに足が掛かりにくい程度の筋肉低下がまた発生しているという事実だった。これが覚束ないと、重めの電動アシスト自転車を漕ぐのは、かなり危ない。横倒しになって、何らかの反射でしばらく身体が動かず、自転車と地球の間に挟まれて秋の青空を見上げた一昨年のインシデントが想起される。人通りの少ない、居宅の裏エントランス前での事故だったのは、せめてもの慰めである。

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 運動機能や認知機能等の低下という気になる文字列がある。運動機能については、上記の通りだから一旦措くとして、認知機能等はどうか。わたしが常々思うのは、なにか物忘れをしても、物忘れしたこと自体を忘却してしまったとき、大きな支障が生じて他者に指摘を受けるまで人は物忘れに気がつかないのではないかということ。忘れたことすら思い出せないというのは、わたしの暮らしの隅々に、実は頻繁に転がっているのではなかろうか。火の元と水回り、施錠には注意を払っているけれども、たとえば何か大切な用事を手帳にメモするまでに忘れてしまうと、もう駄目な感じがする。書き留めることはその内容を放念してもよいと自分に許すことであり、ふつうは手帳に記入するまでは覚えている筈だが、その手前で書くべき内容自体を忘れてしまうと、もうね。

 いずれにしても憂きことである。

きのう買ってきた付箋「等」

 方眼付き付箋や罫線付き付箋で、たとえばトモエリバーSクラスの書きやすい紙で作られた付箋があったら、けっこう重宝すると思います。