ぴょん記

食べる、遊ぶ、学ぶ。

カレーを炊こうツナサンドを作ろう

 2014年末に退院してから、通院のほかは、たまに映画を観に出たり旅行に出掛けたりする以外は、殆ど外に出ないわたしでも、2月中旬に始まるこの蟄居はたまに胸が潰れそうになる。啓蟄はとうに過ぎた。でもあいかわらずずっと家にいて、陽の光にもろくにあたらず、映画にも買いものにも出られない。

 ドライブで海へ気晴らしに出掛ける人の気持ちも少しはわかる。マリンでオゾンな数時間を過ごせば、きっと心も少しは晴れやかになろうというもの。フロリダの海岸にもけっこうな人出だよ、と米紙はいう。

 そういう人の気持ちをわかったうえで、わたしは外に出ない。茨城の海水浴場の公営駐車場を閉めきり、路上にはコーンを置き、車のフロントガラスに注意書きを記したチラシを挟む。そういう地元の住民や公務員の努力が目指すのはお願いへの協力で、そこに強制力はない。疫病の蔓延を食い止め、児童生徒学生の学業、製造、商業といった活動をもとに戻すためには、「家から出ない」という基本を墨守するしかない。なにかを禁止するために、実力で人間の動きを排除するというのは、もうほんとうに最後の手段にしてほしいわけで、だから、海辺へ遠出したい人たちの気持ちはわかるけれども、「わたしは外に出ない」と、何度でも書くしかない。

 早めの夕飯がカレーライスだったけれど、わたしは、一度にたくさんは食べられないので、おなかがすいてしまった。だから、これから下ごしらえをしたツナサンドを挟んでがぶりと食べるつもり。

 

  いま、ヤマシタトモコさんの作品の一部が少しだけお安くなっていて、わたしは、「おまけ本」を買った。面白かった。