台風は通り過ぎた筈なのに、いわゆる吹き返しの風というのか、強い風が吹いてしばしば大きな雨雲が頭上を覆い、ぱらぱらと大粒の雨が落ちてきたりする。そんなめまぐるしく変わる空の下、最寄りの集配局まで現金書留を出しにいってきた。
今年は、初盆が数件、ありまして。
初盆の御仏前を郵送するにあたり、印刷のものではなく、物理的な厚みのある水引を掛けた不祝儀袋でなければならないということで、それは先々月からアマゾンさんで手配してあった。そして、現金封筒も、先月の通院時に入手していた。いま、1枚21円だ。さて、御仏前とそれを送るための現金封筒はなんとかなった。ただ、入れて封緘を施して送るというだけでいいのかしらと思う気持ちが少なからずあった。
だから、送り先によっては、便箋にご挨拶のことばをしたためて同封することにした。書いているうちに、故人のことを、ご家族のことを、さまざまに思う気持ちが次第に膨らんできて、でも、挨拶文にはそういうのはたいてい余計なので、何回か書き直したりした。
郵便局の帰りに、何年かぶりに、「びっくりドンキー」でお昼を食べた。いちばんプレーンなハンバーグの150gがメインのプレートを注文したけど、それだけでもうお腹がいっぱいになってしまうのは、年をとった証拠でしょ?