土曜一杯、まるで借りもののような身体だったけれど、日曜になってみると、ある程度人心地がついたようだ。外の風に当たって、バスや電車の揺れに身を任せて、そういう何十年も毎日のように繰り返していた営みが、意外と自分の体力を使うものであることに改めて気付く。要は、体幹と脚が弱ったということだろう。
きょうは、野菜を茹で、新米を炊き、大根、蒟蒻、茹で卵、金目鯛の蒲鉾の簡単なおでんを用意した。それから、洗濯機をいつものように一回転だけさせて、3日分の洗濯物を洗って、薄い日差しを惜しむようにして干した。
たしかに床を踏みしめる力はやや弱めではあるけれど、それでもできることは順序立てて片付けている。このごろの自分の出せる力の最高が8だとするときょうは5ぐらいの力であったけれども、それでも用事はなんとか終わる。
ティーポットを少しずつ渋抜きしてきれいにしています。