ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

冷たく冷やした生野菜を少量食べます

今週のお題「冷たい食べ物」

 夏でも、たとえばコーヒーならば原則は熱いままで、外に出てカフェにでも入ったときにはホットとアイスは半々ぐらいで注文する。冷たいものを口から摂って、身体を冷やすのを避けるというよりは、熱いほうを選びがちなのは単なる習慣のようなもの。

 そのため、真夏の献立でも、トマトベースのシチューとか、宅配セットでビーツが届いたから渋々ボルシチとか、平気で煮込みの料理を卓に並べるので、家族はしばしば大汗を掻きながらボウルに向き合うことも。

 ところで、今年はたまたま家族がベランダで栽培してみた胡瓜が同じ時期に夥しく実って、胡瓜というよりはもう糸瓜に近いのがまだ台所に何本も重なっている。炒めたり、ピクルスにしたりするほかは、スライスしてサラダか酢の物で食べるよりほかなく、一本でも多く、傷めることなく胃のなかに送り込むことが焦眉の急である。いやほんともう一刻を争うレベルで。

 太い胡瓜であるから、内部に種もたくさん抱えている。だから、まず真ん中で二つに切ったあと、蔕の方向にまた半分にして種を抜く。それから指を巻き込まないように、スライサーで下ろしていく。胡瓜を下ろしていく小さめのボウルの中に、市販のドレッシングが10mlくらい待ち受けていてもいいし、少量の塩だけでもいい。とにかく大きな胡瓜の半分を薄切りにしておく。

 胡瓜の上には、トマトを小さめの乱切りにしたのを置く。トマトの中の種とかいろいろ、流してしまう人もいるだろう。わたしは蔕以外はボウルに入れて、その上からドレッシングをまた5mlくらい掛け回す。そして、冷蔵庫で数時間冷やす。

 胡瓜とトマトを冷やしているうちに上に掛けたドレッシングはトマトと胡瓜に染みこみながら下りていくだろうし、ボウルの下のドレッシングは胡瓜の層に下からアプローチすることだろう。だから、このサラダは、食べる直前しか混ぜない。そして、食べる量も、ほんの付け合わせ程度で、朝の目玉焼きから昼の焼き魚、夜のポークソテーなど、どんなおかずの隣にも出現する。

 一口二口しかない生野菜が冷えているだけなので、わたしでもひょいひょいっと平らげられる。酢の物を冷やして食べるのとはまた違った気安さがあって、これはこれでおいしい。

 

 

 

 つかってみたい調味料は、まだまだたくさんあるけれど。