ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

牡蠣フライとアカカマスのグリル

 起床時は平熱で、朝食の仕度を終えたあと、今月のお魚ガチャの一部である下拵え済みの鰯5尾を梅干しの種と生姜スライス、黍糖、醤油、水と一緒に圧力鍋で加圧30分。いちばん下にはキャベツの外葉を敷いて、こうすると鰯の皮が圧力鍋の底に持って行かれずに仕上がります(既出)。その後、後期高齢者に朝食提供後、ラジオで語学講座を聴き始めたら、ひしひしと寒さが身に沁みて、それにつれて身体も次第に傾いていき、気がついたらイタリア語講座応用編が終わっていた。やはり、発熱。

 食事室に行ったらほかの家族が豚のコンフィで作っておいたサンドイッチを切りながら食べていたので、端切れを少しもらって食べた。とんかつにできるロース肉なので、コンフィにしても立派なもので、塩胡椒のほかはオリーブオイルしか使っていないのにちゃんとおいしい。おいしい肉が目の前にあるのに、胃がひっくりかえりがちなので、ほんの少ししか食べられない、現在のわたくし。

 そのまま、駄目なモードで日中を過ごし、夕方になった。牡蠣フライを作るという約束があったので、台所に立って、広島産の牡蠣の剥き身をバッター液*1に潜らせ、パン粉を押しつけて170℃で5分くらい揚げる。開いておいてもらったアカカマスは、オーブンシートを敷いた天板の上に置き、塩胡椒とクレイジーソルトを振って、グリルモードで20分ほど焼いた。白身がいかにもおいしそうだったが、見ておいしそうと感じるのと、自ら食べたいと思うのとは違う。いまは、薬理的に食欲を潰している状態であるので、食べさせる者としておいしそうだと感じはしても、食べる者としての食欲は覚えない。生物として、とても不自然なありかたである。

 

 

 茹でてよく水気を絞った青菜に、白だし少し、あたり胡麻じゃんじゃん混ぜたお浸し、おいしいですよね。

 

 

*1:小麦粉50gに水80cc、マヨネーズ大さじ2程度、がこのごろのベスト。