だいたい5時過ぎに目を覚ます。それから台所で顔を洗って、大きなやかんに1.2リットルくらいのお湯を沸かす。お湯は、台所仕事の基本。それから、米を1合か1合半、電気圧力釜にセットして、適当な時間が過ぎたら炊飯する。
冷蔵庫を調べて、汁の実の当たりをつける。蔬菜を1種類か2種類、根菜を少し、洗って深い器に入れてシリコン蓋をかけて、電子レンジで1分か2分。顆粒か粉末の和風だしを煮立てて、レンジアップした野菜と、豆腐か揚げをぬくめて、マグカップで溶かした味噌をサーブする直前に混ぜることにする。
鶏卵は、だし巻きにして、みどり大根の摺りおろしたのを掛けることが多い。こうすると、わたしもだし巻きの端切れをひとつふたつ台所で摘まむようになって、卵を食べることに対するハードルがやや下がる。
だいたい和食の朝食を用意しながら、合間にコーヒーをたてて、牛乳を加えたり、あるいはそのままで啜っているうちに、本格的に窓の外が明るくなってくる。慣れてくると、和食の朝食を拵えるのもそれなりに速くなってきた。自分は、ヨーグルトと、だし巻きたまご、それに大根おろしの残ったので済ませることが多いが。
