髙島屋さんの送料無料クーポンの使用期限が迫っていたので、次もまた精肉を何か注文しようかなと思いつつ、月末月初の一週間に少なくとも100g/dayの鶏豚牛の肉を食べて、そのまま己の身の肉が厚くなったような気がしないでもないので、今回は、阿闍梨餅を10個だけ取り寄せることにした。通院で市中に行くことはあっても、なぜかへとへとにくたびれて帰りの電車にやっと身を投げ込むのがせいぜいなので、デパートの地下とか当分行けないわあ。
ドラマやWEB記事でレシピを拾いながら、なるべく忠実にそれを再現するよう試みて調理をしていると、家族に自分の用意した食事をお腹いっぱい食べさせてあげたいのに、材料を算段する平穏も、それを調理する厨房もすべて奪われて途方に暮れる調理者のこころをふと思うことがある。お母さんでもおばあさんでもおとうさんでも誰でも、いのちを繋いでふたたび食卓を囲む日々に戻れますように。
丁寧なのも緩いのも、どちらも悪いことじゃないです。