日曜の昼に菜っ葉と豚肉の常夜鍋のようなものをしたばかりだというのに、この急激な冷え込みと、もうひとつは「ピェンロー」の文字がわたしのネット観測範囲で急増(当社比)したために、レシピを検索してみることにした。いくつか候補はあったけれども、基本は、dancyuさんのサイトから。
これに、椎茸出汁と干し椎茸のみならず、昆布出汁と昆布本体を加えることにして、肉は、手羽元8本と、いつもの豚肉。手羽元、何十年ぶりかに見たし、調理前のにはほとんどはじめて触った。つまり、ほとんど馴染みのない食材なのだ。それでいて、ホールの鶏類には、なぜかなんどか縁があったけれども。
これに白菜の大きな葉っぱを外側から12枚。dancyuさんのレシピでは、5人用で1球を使うようだけど、さすがにそこまでは食べない中高年家庭。大きな白菜の45パーセントほどを白半球と緑半球で分割。春雨も3時間くらい茹でて、平網にとっておく。
火加減を抑えていたこともあり、規定の40分の倍くらいかけて煮て、レシピの指示通り、塩と一味とうがらしで食べました。わたしは、胃が不穏なので、1回お代わりしただけでやめておいたけれど、中高年の家族がうまいうまいと箸が進んだようで、嵩が大量に穫れる白菜という野菜の、いかにも中国風の合理的な調理法だと感心したことです。
そうそう。dancyuさんのレシピでは、鍋の加熱と最初のほうと終わりのほうで、なかなか豪快に胡麻油を使うので、最低でも50mlくらいは見込んでおいたほうがいいかも。黄色い胡麻油か白い胡麻油か迷ったけど、今回は、あえて黄色いほうで。白いのは、バターの代わりにパンに使うことが多いので(このごろパン焼いていないけど。)。