ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

餃子の包み方を少し変えてみる

 焼餃子の包み方について、わたしは、上からみて左右対称に襞が寄せられているのが見て楽しいと思っていた。ところで、あるウェブ記事で、片側はフラット、反対側だけ襞を寄せた蒸餃子(蒸籠の上に載っていたから。)を見て、これなら同じ大きさ同じ質感の皮でよりたくさんの具が包めるのではないかとごく当然のことを考えた。いつもの通りのひとり包団(ヒトリ・パオダン)活動の現場を通りかかった家族にためしに片側だけ襞をつけた包み方の肯否について尋ねると、フラットな側に焼き目がはっきりついておいしそうだ、と内包限界量への挑戦とはまた違った方向からのコメントが寄せられた。というわけで、餃子皮の袋に入っていた25枚すべてその包み方で。

 ……少し多いかなと思われていた肉餡がなんとかすべて包み切られたのは驚きだった。餃子の肉餡が残ると、次の日にまた包むか、そうでなければ炒飯の具になる。でも、なるべくならば、表面積の極度に大きな豚肉に水分たっぷりの香味野菜を撹拌したものを数時間以上保存したくはない。人体に悪さをするものの恰好の培地だもの。包みきれるのは、なによりの幸い。

 焼き目もけっこうきれいについた。いまのところかろうじて餃子専用にキープしている新しいテフロン26センチフライパンで25個一気に焼くことができたし。

 

けっこう好きなタイプのビスケットです