19世紀あたりのイギリス上流階級の子息たちが、「女家庭教師」の折檻で躾けられて成長したので、大人になってからも一種独特の趣味をもつようになる、と、あちらこちらで読んだ覚えがある。しかし、それ自体については、真偽不明である。ともかく、裕福な家にときに住み込んでその家の子弟の教育にあたる、この場合の「女家庭教師」をガヴァネスといい、同じ内容を職務とする男性をチューターと呼ぶらしい。
『Under the Rose』の既刊分と、その番外編『Honey Rose』を読んでしまって、この長大なものがたりの中で、いったいどこが狂いの種だったのか、いまだに頭が混乱して答えが出ない。
Honey Rose 【合本版】【電子書籍】[ 船戸明里 ]
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