天ぷらやフライにつかうオイルは、だいたい2.5回で取り替えたほうがいいとどこかで読んだ。野菜の素揚げなどでは、オイルはそれほど濁らないが、パン粉や片栗粉、小麦粉を衣にした揚げ種を揚げたあとは、かなり表面積の大きな屑がオイルの中を漂っているから酸化が早く進むらしい。そういうのを揚げたあとのオイルは、数枚のティッシュペーパーを網に敷いて漉す。漉してもあと1回か2回で揚げるためのオイルとしては使わないようにするものらしい。では、どうなる。捨てる?それとも、炒め物とかに?
よしながふみさんの『きのう何食べた?』の史郎さんは、一度揚げ物をしたあとは、そのオイルを炒め物に使うようにして、それが尽きるまでは揚げ物をしないようだ。史郎さんにとっては、毎晩の調理は、健康と体型の維持のために始めたことなので、揚げ物で太ってしまっては元も子もないのだ。えらいなあ。
揚げ油をさらぴんのに替えたついでに、目的だった豚バラ肉(酢豚に)の唐揚げの前に、フライドポテトと茄子の揚げ浸しを作ってしまった。フライ、ほんとに楽しい。
— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2020年10月27日
天ぷら鍋に深さ3センチくらいまでサラダ油を注いでみて、少しこれでは広さが足りないとさらに2センチ分、足してみた。そこでじゃがいもを揚げてハーブソルトを掛け、茄子を揚げて出汁に放ち、おしまいに片栗粉を塗した拍子木に切った豚バラを揚げた。酢豚は、食べ過ぎるとつらいので、豚肉は7切れだけにして玉葱を多めに食べた。