ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

鯛がやってきて食べられた

冷えたこともあって家族の一部に体調不良の波が起こり、わたし自身もぐったりしていた。そこへ、鯛。愛媛で獲れた天然物という触れ込みの鯛。どうしてこんなに大きいのに、本体価格598円なのだと訝しむわたしを置き去りにして、白銀の鱗が、何百枚も台所の調…

豌豆の花が咲き乱れている

ベランダの大きな鉢に昨秋、家族の者が蒔いた豌豆が、ぐんぐんと育って、1月の中頃には早くも白い花を咲かせるに至った。わたし自身は、免疫を下げている関係で、直接、土に触れることは推奨されていないので、カサブランカが咲いても豌豆が咲いても名もしら…

『PLAN 75』を観た

Amazonプライムで。主演の倍賞千恵子の演技は、もちろん素晴らしい。ご本人自身の加齢による肉体の変化をうまく取り込みつつ、78歳単居で職探しをする気丈な女性、言い方を変えれば、自分を励まして職探しをしなければ明日の住まいも覚束ない、「PLAN 75」が…

敵のために社会は開かれていたのか

例のカール・ポパー、第1巻をざっと読んだあとで、注の文字の大きさが地の文のそれとあまり異ならないことに気づいた。文字の総量をみると、地の部分と注の部分とでは、それほどの違いがなく、古代から連綿と説き起こしてはばからずにいられる政治史をとり…

もう1秒も起きていたくないと思っていた

今週は、月曜にワクチン接種に出掛けて、それからなんだか少しずつくたびれ指数が上がっていって、金曜が底だった。数年前に第1巻だけ読んだ、山田参助『あれよ星屑』が、Kindleのフェアで期間限定でお安くなっていたので、結局最終巻の第7巻まで読んだ。 第…

全米最古の公立病院のドラマ

今期も、WOWOWで、『ニュー・アムステルダム4』の日本語吹替版を観ている。「医療ディレクター」という役職について、理事会からの委任を受け、病院全体の業務を統括するマックスは、最初のシーズンでは難しい病気に罹患して間もなく最初のこどもも生まれる…

家でロースカツを揚げた

先週、豚ロースかたまり肉400gでチャーシューを作り、半ば以上を麺や飯の上に載せて食べて、残りは賽の目にして「蒸さない中華おこわ」の具にして平らげた。今週も同じ規格の肉のかたまりが配達されていたので、4枚に切って、1枚100gのロース肉で、とんかつ…

早寝しても起きてテレビをみてしまう

前日に出掛けたのもあって、一日ぐったりしていたけれど、念のために台所の片付けを終えたあと、早々にベッドに入った。 しばらく寝て、自然に22時に目が覚めて、タブレットのNHKプラスで、『大奥』第7回、『超人間要塞ヒロシ戦記』第6回、続いてWOWOWオンデ…

4回目のワクチン接種に出掛けた

わたしが本日接種を受けたのは、「コミナティRTU筋注」で、「2価:起源株/オミクロン株BA 4-5」ということです。— pyonthebunny (@ae_pyonpyon21_j) 2023年2月20日 4回目のCOVID-19の対応ワクチンは、本来なら11月半ばに接種を受けている筈だった。ところが…

旅には出ない二月

例年なら、7月か8月に予約しておいたホテルに泊まって美術館や博物館を回るために、2月に数日の旅に出ていた。出掛ける前日か前々日にクロネコヤマトさんで着替えなどをホテル宛てに送り出し、当日は、自分たちはけっこう朝早い新幹線に乗るべく家を出る。 …

雨にならないうちに買物に出た

預かっている仕事をこつこつと処理していったら、昨夜遅くになってから、ATOKのリフレッシュなんとかという案内から、「けっこう続けて入力しているので、休みなさい」と指示するメッセージが届いた。別間に移ってしばらく休んでから、また机に戻って、朝は…

今日も手紙書き

ただし、今日の午前中に書いたのは、自分の名義で出すお礼状である。まっすぐ目上というわけではないけれど、たしかに斜めに目上の方に、いただきもののお礼を述べて、近況をお知らせするというのが目的で、はがき以上便せん未満で、こういうときは、一筆箋…

また手紙の代筆でした

ここ数年、受け取る先方がわたしが代筆で書いたとあらかじめ了承しているような書簡をしたためることが増えた。わたしによる代筆の手紙は、きちんとした便せんに万年筆で内容を綴り、頑丈な白封筒にボールペンで宛名と差出人を記入した、形式的にはわりとち…

夜中に粉雪のかすめる音を聞いたのかも

2時ぐらいから断続的に目覚めていて、風邪引きでもないけれど健康体でもない微妙な気持ち悪さを抱えたまま、膝掛けのおかげで半畳弱は確実に温かい布団に脚を入れて目を瞑っていた。寝ながら、冷蔵庫の中に残った食材のヴァーチャルリストを作り、洗濯物をい…

みぞれが顔に打ち付けて、それを

ハン・ガン『すべての、白いものたちの』の「みぞれ」では、わたしの思うような様ではなく、彼女特有の受容の方法で、この気象現象を身のうちに取り込んでいる。そういう他者のまなざしを介して同じ事象を観察すると、なるほどそのように受け取ることも十分…

墜落するような眠気に目覚める

取り立てて不摂生を自分に許しているつもりもないのに、どこか体調が優れない感じで、睡眠時間を意識して長くとろうとした。眠ろうとすれば眠れる。しかし、ものには限度というのがあって、いつかは体が眠りに飽きるときがくる。そういうとき、わたしは、眠…

牛蒡のほうでも叩かれるのは了承済みなのかしら

先週、パック入りの惣菜として味見をしておいた叩きごぼうをAJINOMOTOさんのレシピサイトを参考にして自分でも作ってみた。 詳しい製法はリンクを見ていただくことにして、概要を報告すると、叩きごぼうの手順としては、皮を剥いて水にさらした牛蒡をほんだ…

体重150kgで成人並の身長のペンギン

digital.asahi.com 12日の早い時間帯までには、上のリンクから記事の全文を読むことができると思います。手元の某資料によれば、現在生存するペンギンが各類に分化したのは、4700万年前より後の時代であるようなので、この「怪鳥」さんの化石が発掘された地…

複数婚についてSFでこんなのがあったと思う

『月は無慈悲な夜の女王』だったと思う。もう15年ほど前に読んだきりで、以下、うろ覚えで大事なところで間違っているかもしれない。そのSF小説のモチーフとして出てきた複数婚は、地球とは環境の異なる、生存のためにより多くの制約を伴う月面に暮らす市民…

白菜と豚バラの段々鍋をぽん酢で食べた

月曜の野菜のセールで買ってきた白菜4分の1株と、300gを対面店舗で包んでもらった豚バラ肉のうちの残り200gを使って、夜は夫が「白菜だんだん」と呼ぶ鍋を仕立ててくれた。煮上がりに薬味として、葱と生姜の繊切り。AJINOMOTOさんの「ほんだし」がよく働いて…

異世界居酒屋のナポリタン

WOWOWのオリジナルドラマで現在シーズン3が放送中の『異世界居酒屋のぶ』。波岡一喜さん演じる徴税請負人さんが、裏口は現在の日本の盛り場、表玄関はヨーロッパ中世のような城壁都市にそれぞれ面した「居酒屋のぶ」でお昼でも夜でも味わうケチャップたっぷ…

市販の惣菜で味の答え合わせをする

きのうの買物で、「たたきごぼう70g」「竹の子土佐煮80g」という、少量で安価なパウチ詰めの惣菜を買ってみた。うちは、塩分も糖分も控えめな味付けと決めているので、わりあい健康志向とはいえ、いかにも白米のお弁当にあと一品なにかというときに頼りにさ…

野菜が1割引になる3時間

近所の大規模小売店舗で、月曜の開店から正午までの3時間だけ、野菜が全品1割引になると知ったのは、先週のこと。家計簿を付けていて、野菜だけ、見切り品ですら1割さらに割引されているのに気づいてかなり驚いた。まだまだ食べ頃の大きなトマト2個で120円に…

魂の半分を欠いたまま生きるということ

今週のお題「かける」 昨今の時事問題に絡めてということではないけれども、丸木戸マキさんの『オメガ・メガエラ』を新刊が出るたびに読んでいます。 オメガ・メガエラ(6) (ITANコミックス) 作者:丸木戸マキ 講談社 Amazon これは、「メタ・バーズ」…

連続ドラマを一気に見る

何年か前の正月に、『カルテット』を有料で視聴した。地上波の連続ドラマとして放送されていた時点のいわゆるファーストランでは、題名しか意識していなかった。アマゾンプライムで1話ずつお金を払って観たので、たぶん劇場で新作の映画をみるのと同じくらい…

電気圧力鍋での善哉の炊き方

現在、わたしは、Re・De Potという電気圧力鍋を使っていて、以下は、それを使って善哉をつくるときのレシピの一部です。 まず、分量の小豆と水を内釜にいれて、メニューの何番かを押して加圧、弁が落ちたら茹で汁を捨てる。茹でた小豆と分量の水を再び内釜に…

血を採られる順番を待つ人のかたまり

先週、雪のために通院を次週にのばした患者さんが多かったらしく、同様に定期通院を繰り延べた家族に付き添って比較的近所の総合病院へ。ふだんの朝、待ち人数は20人くらいの採血部屋の前に、ほかの科の待合からも零れ出た患者さん付添さんが60人くらいいた…

『Tokyo Vice』を見直す

昨年の春、WOWOWで放送されたドラマ『Tokyo Vice』は、最終話で、関西から進出してきた暴力団組織にすり寄っていた汚職刑事役の伊藤英明さんは消されるは、その組織と対立する地元暴力団から情報を得ていた一匹狼の刑事役の渡辺健さんは家族の命を脅かされる…