ぴょん記

きょうからしばらく雨降る日々

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

毛の絡まりて晦日は過ぎゆく

過去に述べたこともあるけれど、わたしの髪は、長い。そして、周期の長い縮れ髪で、床に落ちるとたまさか直径30センチ弱の真円に近いかたちを作ることもある。生え方は稠密で、だから少し絡まった部分ができてそれをそのまま放置すると、どんどん大きな髪の…

『夏目アラタの結婚』(6)

最新刊がリリースされると同時に貪るように読んでしまってから、サテこの話はいったいどのあたりを漂っていたのかしらとその前の巻に遡及して、さらにわからずに前々巻を読むということを毎回繰り返しているのかもしれない。 複数人に対する殺人と死体遺棄に…

暑くてたまらない月末である

明日の30日月曜日ぐらいまでは熱暑は続くという予報である。近所のスーパーまで買い物にいって、金曜日に欠品だった黄金桃の代わりに、福島産のりっぱな大きな桃をふたつ買ってきた。生協の配達では、西瓜は今回ので終わりである。最後の2週、かなりがんばっ…

ついふらりと倒れそうなので

足腰が弱っていて、シャワーを浴びようと風呂場に移動してもやや心許ない感じがする。汗を大量に搔いて、お湯と石鹸の泡で皮膚を洗ったらさぞかし気持ちがいいだろうと思うけれども、タオルと、汗ふきシートで、拭いて拭いて遣り過ごしていた。ふらつきが収…

ファイザーの1回目接種

区のホールでの午後からの接種を申し込んでいたので、正午前のバスで出掛けた。早めに出掛けたのは、都合のよいバスが1時間に1本しかないからであって、けっしてホールの近くで回転寿司の昼御飯を食べてからワクチンを打っていただこうと思ったわけではない…

南瓜を煮てみる

圧力鍋のレシピには、南瓜4分の1とある。一方、わたしの手元にある南瓜は半個であって、レシピの倍量である。ここでわたしの頭がクリアであれば、手元が自動的に倍量の煮汁を用意したり、15分のところ18分の加圧時間を設定したりするのを止めたであろうが、…

圧力鍋での炊飯を試みる

アイリスオーヤマの3.0リットルの圧力鍋が届いた。昨日の夕飯は、年に2回しかしない鋤焼きで、それは食卓で加熱調理するため、ガスコンロに余裕があった。だから、圧力鍋で1.5合ほどの無洗米を炊いてみることにした。 米の浸水時間などは夏場なので最低限で…

ふみしたためる日々

到来物のお礼を立て続けに何通も書くことになった。いまは一筆箋という便利なものがあって、それに用件を書いて通信に用いることができる。それを1枚封筒に入れて送るのはやや寂しいので、わたしは、お礼を書いた一筆箋を二つに折って、なにも書かない絵はが…

てくてく歩いて買い物に

月曜は、途中までバスに乗ってあとは歩いて買い物に行ってきた。スターバックスコーヒーで、わたしは、ゆずのなんとかのホットというのを頼んだ。マグカップでサーブしてもらったら紅茶っぽいティーバッグが持ち手のところに括り付けられていて、それをよい…

晩夏の偏食

先週末からほぼ精肉も鮮魚もあきらめて、それでも届いた300gの豚肉切り落としを2回に分けて夏野菜やもやしと炒めたりしておかずにしていた。夏野菜は、たぶん漬け物用の小茄子というのが届いたのと、ピーマンか甘唐をざく切りにしたのと。そうそう、南瓜のけ…

夏が残していった果実の堆さよ

毎週2個か多くても3個届けられていた桃が、このごろキロでくるようになった。精肉も鮮魚も思うようには手に入らないし、アルコールは身体がほしがらなくなったので、せめて果物だけはたくさん食べようと思って、多めに注文しているのだ。 今週の桃は、箱にも…

牛肉が欠品であった

2週間ぶりの生協の宅配で、いつもの小玉すいかではなく、富良野産の大玉が届いた。4kg以上という触れ込みであったが、7kgを軽く超えているのではないだろうか。 その代わり、冷蔵の牛肉は、加工工場が不調ということで、すべて欠品となっていた。 罪の声 小…

戻ってきた夏でも光は秋

前回のエントリを書いてしばらく考えて、きょうの昼は、Hotto Mottoさんからデリバリーしてもらった。家族のは、洋風弁当に焼いた牛肉が載ったので、わたしはのり弁にした。ところで、いつものり弁で失敗するのは、白身魚フライに添付の醤油をどっとかけてし…

ありもので食膳を充たす

先週の金曜、生協の宅配がお盆休みだった。生協には、8月に夏期休業をとるところととらないところとがあって、実家が加入している生協は後者である。わたしの加入している生協が8月13日には配達を行わないことはずいぶん前から分かっていたことで、前週の配…

アフガニスタンが心配です

アメリカ合衆国による兵力駐留の終了に伴って、またたくまにタリバン勢力がアフガニスタン・イスラム共和国の主要各都市の統治権を掌握していって、つい先日には国全体の政治体制が覆ったという。 主権国家の内部の在り方をよその国の者が不用意に云々するこ…

涼しいことだけはありがたい週末と週初

とにかく発達した前線のために各地で降水量がとても多いのだ。数日間で、各地の8月の月間降水量の、半分/同じくらい/ほぼ2倍などということばがテレビから流れてくる。あふれた川はおそろしい、その川に辿り着けなかった水をたっぷり含んだ土砂はさらにお…

東京にも雨は激しく降ります

きのう、幅のそれほどない廊下の半分に棚を並べているところに、残り半分の隙間を塞ぐようにして洗濯物の乾燥スペースを作った。おかげで数日分の洗濯物はなんとか乾いたけれど、ひさしぶりに「ひと苦労」というものを実感した。たまに泊まるホテルでは、同…

仕合わせも不仕合わせも靄の中だ

木曜は、まず、抗ヒスタミン剤をのんで、寝る前に持薬をのんだ。金曜の夜は、就寝前にけっこう強いLと持薬をいっしょにのんだ。それまでにも大概寝てばかりだったのに、すとんと眠りの滝壺に落ち込んで、しかし2時間半ほどして目が覚めたので、居間に出てい…

ずっと寝たまま過ごせそう

暑さ負けかなにかで蕁麻疹が出た。そこで抗ヒスタミン剤をのんで、ごはんの準備などには起きることは起きるけど用事が済んだらまたすぐ寝て、この30時間で24時間はゆうに寝て過ごしている。 何年か前の朝顔の写真でもどうぞ

年代の壁が低く薄くなったのかそれとも

この春夏のユニクロのブラトップは、綾瀬はるかさんが各媒体の広告に出演するもので、若すぎない、美しい人が商品群の顔になるとき、それを買う人、身に付ける人もそれぞれに誇らしく嬉しい気分になること請け合いである。 と、フェリシモさんから送られてき…

下町をバスでゆく

明日12日からしばらく東京地方は雨続きと気象庁の天気予報はいう。だから、出掛けるのを雨降りでも若干涼しくなるであろう明日以降に延期するのもひとつの手だったが、先延ばしにしてもいいことは少なそうだったので、午前中から出掛けた。 また都バスの一日…

依然、風は強めだが洗濯機は唸る

台風やその後の強風で、洗濯物が少々溜まってしまっていた。7時ごろから洗濯機を回し始め、ベランダ半分を使って洗い上がったさきから真夏の直射日光と南風に晒した。余勢を駆ってバスタブもきれいに洗って水を張ったので、あとは午後になって焚くだけである…

郵便局に出掛けてきた

台風は通り過ぎた筈なのに、いわゆる吹き返しの風というのか、強い風が吹いてしばしば大きな雨雲が頭上を覆い、ぱらぱらと大粒の雨が落ちてきたりする。そんなめまぐるしく変わる空の下、最寄りの集配局まで現金書留を出しにいってきた。 今年は、初盆が数件…

志ば漬でお茶漬け

きのうの午後、髙島屋さんから土井志ば漬さんの福袋が届いて、ひとつひとつは数十グラムのポーションなれど、種類がなかなか多くてこれで実質送料込みの2750円ならばまったく否やはございませんという品揃えでした。こういうの、大好き。 宵の口に、これも久…

桃を選る日

ことし、自分たちが自宅で食べる桃は、生協で宅配される山梨県笛吹市のものが多いようです。大ぶりのが2個か3個、透明なプラステックのケースに入って届けられるのを半分に割って中皿の上で汁を零しながらうまいのううまいのうと呟きながら囓っています。 と…

物流タイムラグ

わたしは、食料品のだいたい8割を生協の宅配を利用して購入します。残りの2割は、ネットスーパーさんやアマゾンさんなどの宅配のお世話になっています。実店舗で自分が買って家までもって買えるのは、コンビニエンスストアで買った飴とかアイスクリームぐら…

『望み』

この映画の舞台である戸沢という町は、おそらく埼玉県所沢市なのだろう。その関東の中核都市のひとつである町で暮らす石川家は、建築士の父とフリー校正者の母、高校生の長男に中学生の長女の四人家族。それぞれ堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶が演…

須藤佑実『夢の端々』

上巻だけ、まずKindleで読んで、何回か読んで下巻に取りかかった。昭和20年代の前半、戦争が終わってしばらく経った内陸の女学校でふたりの少女が出会う。ある事件を経て、戦争の影を濃く薄くひきずりながら、ふたりのそれぞれの人生は進む。平成30年の夏、8…

まるで袴のようだった

ちょっとした外出でもスカートの下には厚手のスパッツのようなものを付ける。なにも風で裾が翻るからという嗜みゆえではなく、このところ転びやすくなっているので、擦り傷を防ぎ、たとえ打ち身があってもダメージを軽減するためである。といっても、きのう…

お寺さんにお手紙書くよ

実家の年寄りが大儀がるので、またお寺さんへの手紙を代筆することになった。丸善の縦書き便箋に、パイロットのkakunoの極細で少しずつ書いていく。わたしは書字は右利きなので、いま書いた文字を自分の指で擦らないように、細心の注意を払って、1行書くごと…